クリーンプラザ中濃 / 2.ガス化溶融施設

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1.施設概要 2.ガス化溶融施設 3.リサイクルプラザ 4.粗大ごみ処理施設 5.最終処分場施設
6.ごみ搬入について 7.ごみ問題・搬入量 8.よくある質問 9.施設見学の申込 10.ごみクイズ
11.維持管理情報


2.ガス化溶融施設



◇施設概要
◇ごみ処理は「燃やす」から「溶かす」へ
◇公害防止基準(排ガス)
◇流動床式ガス化溶融炉とは
◇ガス化溶融炉の設備(別ウィンドウで開きます)
◇ガス化溶融炉(図)
◇処理フロー(図)



 ◇施設概要

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建築面積 5,030m2
延床面積 13,158m2
構造 鉄骨造一部鉄筋コンクリート造6階建地下2階構造
処理能力 168トン/24時間(56トン/24時間×3炉)
処理方式 流動床式ガス化溶融炉
余熱利用 蒸気タービン発電 最大2,350キロワット 場内給湯
工期 平成12年8月~平成15年3月(本稼動は平成14年12月)
総事業費 約73億円



 ◇ごみ処理は「燃やす」から「溶かす」タイプへ

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 この施設は、平成15年3月に完成した安全で公害の出ない環境にすぐれた最新鋭の処理施設です。ごみを1,300度以上の高温で、マグマのように溶かしてしまいます。そのため、ごみを「燃やす」のではなく、「溶融する」といいます。高温で溶かすので、ダイオキシンなどの有害なガスはほぼ完全に分解されます。
 このように溶融することにより、焼却灰はマグマのように溶けて「スラグ」といわれるガラス質の砂が出てきます。このスラグは砂と同じように道路の舗装やコンクリートに混ぜ土木資材として利用することができます。
 さらに、高温で溶かすため、その熱を利用して、ボイラで蒸気を作って、蒸気タービン発電を行っています。発電量は3炉運転時で最大2,350キロワットですが、通常は2炉運転ですので、1,600~1,700キロワットの発電をして、場内の各施設に利用しています。この発電量は、一般家庭約800戸の使用する電力量です。そのほかにも、お湯を作って場内で利用しています。
 また、この溶融施設では、埋め立て処分場の焼却灰を掘り起こして、もう一度溶融してスラグにしています。ごみピットから出る汚水についても、この施設で循環させて再利用させるなど、いろいろな工夫がされています。



 ◇公害防止基準(排ガス)

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区分 自主基準値 法定基準値
ばいじん量 0.01g/Nm3以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算)
0.08g/Nm3以下
硫黄酸化物 20ppm以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算)
約5,300ppm以下(K値17.5)
(基準ごみ質時参考値)
窒素酸化物 50ppm以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算)
250ppm以下
塩化水素 50ppm以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算)
約430ppm以下
一酸化炭素 30ppm以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算、4時間平均値)
100ppm以下
ダイオキシン類 0.05ng-TEQ/Nm3以下
(乾きガス、酸素濃度12%換算)
1ng-TEQ/Nm3以下



 ◇流動床式ガス化溶融炉とは

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 円柱状または四角形の縦長の炉の中に、直径約1mmの砂を入れ、厚さ1.3mの砂の層をつくり下から空気を入れて砂を浮かせます。これが流動床の状態です。
 流動床の状態の砂を500℃~600℃に熱し、その中にごみを入れ乾燥・ガス化(炭化)させるのが流動床式ガス化炉です。このガス化炉で発生したガスを旋回式溶融炉に送り、燃焼空気とともに旋回しながら1,300℃~1,400℃の高温で溶かし、灰分をスラグ(ガラス粒状)化すると同時に、ダイオキシン類を分解します。
 以上の流動床式ガス化炉と旋回式溶融炉とを組み合わせたシステムが流動床式ガス化溶融炉です。



 ◇ガス化溶融炉の設備

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各設備の説明(別ウィンドウで開きます)



 ◇ガス化溶融炉(図をクリックすると拡大します。別ウィンドウで開きます)

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ガス化溶融炉 画像



 ◇処理フロー(図をクリックすると拡大します。別ウィンドウで開きます)

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処理フロー 画像



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