クリーンプラザ中濃 / 8.よくある質問

〈トップページ〉〈クリーンプラザ中濃〉−〈8.よくある質問〉

1.施設概要 2.ガス化溶融施設 3.リサイクルプラザ 4.粗大ごみ処理施設 5.最終処分場施設
6.ごみ搬入について 7.ごみ問題・搬入量 8.よくある質問 9.施設見学の申込 10.ごみクイズ
11.維持管理情報


8.よくある質問



〈施設の見学に訪れた方々からのよくある質問を紹介します〉
 
質問をクリックすると、説明が表示されます
Q.1どうしてこの場所に作ったのですか?
Q.2どうしてごみを燃やす(溶かす)のですか?
Q.3ごみにどうやって火をつけるのですか?
Q.4搬入されたごみが燃えて灰になるまで、どれくらい時間がかかりますか?
Q.5一番困っていることは何ですか?
Q.6ごみから出る熱はどのように利用されていますか?
Q.7資源ごみはどのように再利用(リサイクル)されるのですか?
Q.8クリーンプラザ中濃をつくるのにいくらかかりましたか?
Q9.ごみを処理するのにいくらかかりますか?




Q1.どうしてこの場所につくったのですか?   ↑上へ
 中濃地域は長良川を挟んで、板取川、津保川の支流沿いにVの字を形成している地域です。施設の位置は、関市、美濃市との境で、ちょうど真ん中にあって、利便性があり、広い敷地が必要だったため、当時、山林だったこの場所に作られました。




Q2.どうしてごみを燃やす(溶かす)のですか?   ↑上へ
 ごみをそのまま埋め立てると膨大な埋立地の容積が必要となります。当施設のガス化溶融炉では、ごみを蒸し焼きにして炭化させ、ガス状にして1300℃〜1400℃の高温で溶かすことにより、ダイオキシンなどの有害なガスを完全分解させるとともに、ごみの容積を20分の1まで減らすことができます。




Q3.ごみにどうやって火をつけるのですか?   ↑上へ
 灯油バーナーを使って約500℃になるまで焼却炉内をあたため、その中にごみを入れると、ごみは自然に着火します。




Q4.搬入されたごみが燃えて灰になるまで、どれくらい時間がかかりますか? ↑上へ
 搬入されたごみをそのまま燃やすのではなく、ごみピットのごみをクレーンでつまんでごみを小さく砕いてから、炉に入れ燃やします。ごみの種類にもよりますが、約2時間くらいかかります。




Q5.一番困っていることは何ですか?   ↑上へ
 ごみの分別がきちんとされていないことがあり、燃えるごみの中に鉄くずや不燃ごみが混ざると機械の間に挟まったり、ごみを砕く刃を傷めたりしてトラブルになることです。
 また、スプレー缶についてはガスが残っていると、爆発を起こすことがありますので、必ず使い切ってから出して下さい。





Q6.ごみから出る熱はどのように利用されていますか?   ↑上へ
 ボイラーで蒸気を発生させて、その蒸気を利用してタービン発電を行っています。発電量は最大で2,350キロワットで、通常は約1700〜1800キロワット程度発電して場内の各施設に利用しています。一般家庭に換算すると、約850戸分の電力使用量になります。そのほかには、場内の給湯にも利用しております。 




Q7.資源ごみはどのように再利用(リサイクル)されていますか?   ↑上へ
  当施設のリサイクルプラザでは、各家庭から集められた資源ごみを不純物がないか選別、仕分けして、つぶして固めたり袋詰めしたりして、リサイクル業者へ引き渡すまでの仕事をしています。当施設で処理する資源ごみは次のとおりです。

ビン 透明、茶色、その他色ビン、生ビンに分けられます。透明、茶色ビンはビンに再生され、その他の色は建材などに利用されます。生ビンは洗浄して再利用されます。
スチール缶 建築、土木用の鉄筋棒などの原材料となります。
アルミ缶 アルミ缶などに再生されます。
ペットボトル 繊維として制服などの衣類や卵パック、文房具、はさみの取手などに再生利用されます。
トレイ トレイとして再生利用されます。
段ボール、新聞紙 再生紙として段ボールや新聞紙、トイレットペーパーなどに利用されます。




Q8.クリーンプラザ中濃をつくるのにいくらかかりましたか?   ↑上へ
 全部で、約100億円です。内訳は次のとおりです。

・ガス化溶融施設(燃えるごみの処理施設) 約73億円
・リサイクルプラザ(資源ごみ処理施設) 約11億円
・粗大ごみ処理施設(粗大、不燃ごみ処理施設) 約5億円
・最終処分場(埋め立て地) 約2億5千万円
・管理棟 約5千万円
・造成、場内整備工事 約8億円

 そのほかに用地代や調査費などたくさんのお金がかかっております。





Q9.ごみを処理するのにいくらかかりますか?   ↑上へ
 ごみを処理するには、24時間休むことなくいろいろな機械を運転しています。これらの機械を運転したり整備する費用など、1トンのごみを処理するのに約3万円かかります。
 (ごみ収集車でごみを運搬する費用は含まれていません)


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